「電気代やガス代を節約したいけど、乗り換えって面倒そう…」「解約金が心配で一歩踏み出せない」そんな悩みを抱えていませんか?実は、電力・ガス会社の乗り換えは意外と簡単で、年間1万円〜3万円の節約も夢ではありません。この記事では、乗り換え手順から比較のコツ、そして多くの人が見落としがちな解約金・違約金の落とし穴まで、徹底的に解説します。
目次
結論:乗り換えで年間いくら節約できる?
まず最初に、気になる節約額からお伝えしますね。
一般的な4人家族の場合、電気とガスを適切な会社に乗り換えることで、年間1万5,000円〜3万円の節約が可能です。これは月々で換算すると1,250円〜2,500円。決して小さな金額ではありませんよね。
世帯別の節約目安額
- 一人暮らし:年間3,000円〜8,000円の節約
- 二人暮らし:年間6,000円〜1万5,000円の節約
- 3〜4人家族:年間1万円〜2万5,000円の節約
- 5人以上の大家族:年間2万円〜4万円の節約
※節約額は現在の契約プランや使用量、お住まいの地域によって大きく変わります。
ただし、ここで重要なのは「とにかく安いところに乗り換えればOK」ではないということ。解約金や違約金、さらには契約期間の縛りなど、しっかり確認しないと損をしてしまうケースもあるんです。
電力・ガス自由化の基礎知識
乗り換えの手順を説明する前に、電力・ガス自由化について簡単におさらいしておきましょう。
電力自由化とは?
2016年4月から、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになりました。それまでは地域ごとに決められた電力会社(東京電力、関西電力など)としか契約できませんでしたが、今では600社以上の電力会社から選べます。
ガス自由化とは?
2017年4月から、都市ガスも自由化されました。こちらも従来の地域ガス会社(東京ガス、大阪ガスなど)以外の会社と契約できるようになっています。
※プロパンガス(LPガス)は以前から自由化されていましたが、都市ガスに比べて選択肢が限られる地域もあります。
乗り換えても品質は変わらない
「安い会社に変えたら停電しやすくなるんじゃ…」と心配される方も多いですが、電気やガスの品質は乗り換えても全く変わりません。
なぜなら、電気は同じ送電線を通って届き、ガスも同じガス管を通って届くからです。変わるのは「料金」と「サービス」だけ。品質面は安心してくださいね。
電気・ガス会社の乗り換え手順【5ステップ】
それでは、具体的な乗り換え手順を見ていきましょう。実は、乗り換えは思っているよりずっと簡単です。立ち会い工事も不要で、ネットだけで完結することがほとんどですよ。
ステップ1:現在の契約内容を確認する
まず最初に、今の契約内容を把握しましょう。以下の情報が必要になります。
- 契約中の電力・ガス会社名
- 契約プラン名
- 契約アンペア数(電気の場合)
- 月々の使用量(kWh、㎥)
- 月々の料金
- お客様番号・供給地点特定番号
これらの情報は検針票(電気・ガスの使用量のお知らせ)に記載されています。紙の検針票がない場合は、各社のマイページやアプリで確認できます。
※供給地点特定番号は乗り換え申し込み時に必須なので、必ずメモしておいてください。
ステップ2:比較サイトで料金シミュレーション
現在の使用状況がわかったら、比較サイトを使って最適なプランを探しましょう。
おすすめの比較サイト:
- エネチェンジ:電気・ガス両方に対応、キャッシュバックキャンペーンも豊富
- 価格.com電気・ガス比較:シンプルで使いやすい
- 新電力比較サイト:詳細な条件設定が可能
比較サイトでは、現在の使用量を入力するだけで年間でいくら節約できるか一目でわかります。
ステップ3:乗り換え先の会社を決定する
比較結果をもとに、乗り換え先を決めます。このとき、料金だけでなく以下のポイントもチェックしてください。
- 解約金・違約金の有無と金額
- 契約期間の縛り
- 支払い方法(クレジットカード限定かどうか)
- セット割引の条件
- 会社の信頼性・サポート体制
ステップ4:新しい会社に申し込む
乗り換え先が決まったら、新しい会社に申し込みます。現在の会社への解約連絡は基本的に不要です。新しい会社が代わりに手続きしてくれます。
申し込みに必要な情報:
- 氏名・住所・電話番号
- 現在の電力・ガス会社名
- お客様番号
- 供給地点特定番号
- 支払い方法(クレジットカード番号など)
申し込みはほとんどの場合、ネットで10〜15分程度で完了します。
ステップ5:切り替え完了を待つ
申し込み後は、切り替え完了を待つだけです。通常2週間〜1ヶ月半程度で切り替わります。
工事も立ち会いも不要で、ある日を境に自動的に新しい会社からの供給に切り替わります。停電やガスが止まることもありませんので、安心してくださいね。
失敗しない比較サイトの使い方と注意点
比較サイトはとても便利ですが、使い方を間違えると損をしてしまうこともあります。ここでは、比較サイトを賢く使うコツをお伝えします。
比較するときの3つのポイント
ポイント1:年間料金で比較する
電気やガスの使用量は季節によって大きく変動します。夏のエアコン使用、冬の暖房使用で、電気代は2〜3倍になることも珍しくありません。
そのため、必ず「年間の合計金額」で比較してください。月々の料金だけを見ると、使用量が多い月・少ない月で有利なプランが変わってしまいます。
ポイント2:キャンペーン終了後の料金を確認する
多くの電力・ガス会社は、新規契約者向けに「最初の〇ヶ月間〇%オフ」などのキャンペーンを実施しています。
ここで注意!キャンペーン期間中だけ安くて、終了後は割高になるプランも存在します。比較するときは、キャンペーン適用後ではなく「通常料金」で比べましょう。
ポイント3:セット割引の「条件」をしっかり確認
「電気とガスをまとめると〇%オフ」「スマホとセットで割引」など、セット割引を売りにしている会社は多いです。
しかし、セット割引には条件があることがほとんど。
- 両方同時に契約しないと割引されない
- 特定のプランでないと対象外
- 使用量が一定以上でないと割引額が小さい
条件を満たさないと割引が適用されないケースもあるので、細かい条件まで確認することが大切です。
比較サイトの落とし穴
比較サイト自体にも注意点があります。
- 提携していない会社は表示されない:比較サイトに掲載されていない優良な会社もあります
- キャッシュバック込みの金額で表示されることがある:実際の料金と混同しないよう注意
- 古い情報が残っていることがある:料金改定されているケースも
比較サイトの結果は参考にしつつ、気になった会社の公式サイトで最新情報を確認する習慣をつけましょう。
要注意!解約金・違約金の落とし穴
ここからは、多くの人が見落としがちな解約金・違約金の落とし穴について詳しく解説